鈴木裕氏が代表を務めるYS NETは6月16日、同氏が手がけたことで知られる「シェンムー」シリーズの最新作「シェンムーIII」を、Kickstarterによるクラウドファンディングで開発することを発表した。プロジェクトの実施期間は7月17日までの32日間で、目標金額は200万ドル(約2億5000万円)としている。
シェンムーシリーズはオープンワールド型アクションRPGとして1999年12月に第1作目「シェンムー一章 横須賀」が、2001年9月にシリーズ第2作目となる「シェンムーII」が、ともにドリームキャスト用ソフトとしてセガ(当時)から発売された。
今回のシェンムーIIIについて、セガホールディングスならびにセガゲームスからライセンス使用許諾を得て制作されるシェンムーシリーズの正当な続編だとしている。プロジェクトがサクセスして開発が決定した場合、ゲームを提供するハードはPCならびにPS4となる予定、ゲームの完成時期は2017年12月頃を予定しているという。
開発にあたっては、できる限り当時のキーメンバーを集めることで、シェンムーが持つ独特な雰囲気、世界観、ストーリーを重視。またゲームエンジンであるUnreal Engine 4をベースに開発するため、ゲーム内のグラフィックやアクションは前作から飛躍的に進歩しているという。その他にも新しいゲームシステムやバトルシステムなど、ディレクターの鈴木氏が14年間温めてきた新要素を盛り込むという。
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