配車サービスのUberは未来を見据えている。その1つが、中国であることは明らかだ。
Financial Times(FT)が現地時間6月11日に入手した投資家向け書簡の中で、Uberの最高経営責任者(CEO)Travis Kalanick氏は、中国での事業拡大を目的として、同社が2015年中に10億ドル超を投資する計画だと述べた。また、中国でUberのユーザー基盤が急増していることを受け、Uberは2016年内に新たに50都市をサービス提供地域に加える計画だと同氏は付け加えた。
Kalanick氏は投資家らに向けて、「2014年2月に(中国に)進出して以来、われわれが抱いていたかなり強気の見通しを大幅に上回る勢いで世の中がUberを受け入れていると認識している」と記している。同氏は、中国の成都市ではサービス開始後6カ月間のUberの利用が、ニューヨーク市での同6カ月間の使用率と比べて46倍高かったと指摘した。
6月に5周年を祝ったUberは現在、中国の11都市を含む世界300都市以上で事業を展開している。Uberは、ユーザーがモバイルアプリ経由で配車や料金の支払いができるサービスを提供する。同社のドライバーは、こうしたサービスによる売り上げを分配する仕組みになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力