「iOS 9」の「Home」という新しいアプリがその名のとおり、「iPhone」または「iPad」からスマートホームを制御するための手段となるかもしれない。Homeは、照明、スイッチ、サーモスタットなどさまざまな「HomeKit」対応機器に対するソフトウェアインターフェースとなる見込みだ。
9to5 Macによると、Homeは米国時間6月8日に予定されているWWDCの基調講演で発表される可能性があるという。
これは適切なタイミングだといえる。WWDCは開発者向けイベントであり、Appleは2014年のWWDCでHomeKitプラットフォームを発表しているからだ。しかし、9to5 Macの情報筋らによると、現時点で同アプリの機能は限られており、同ソフトウェアはさらりと言及されるだけにとどまるか、あるいは発表そのものが延期される可能性もあるという。
最近、一部のHomeKitパートナーから、HomeKitプラットフォームは詳細が確定しておらず、延期される可能性があるという話が出て噂になった。Appleはすぐさまこれに反応し、パートナーは数十社にも及び、複数のHomeKit対応製品が6月に登場する予定だと述べた。
では実際のところ、Homeにはどのような機能があるのだろうか。まず、家庭内のネットワーク上でHomeKit対応製品を検出し、設定するための中核として機能する。仮想的に設定された部屋ごとにさまざまな設定をするなど、HomeKit対応機器をグループ化して制御することもできる。Homeは、ユーザーのスマートホームを集中管理するためのビューを提供することになるはずだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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