東芝は5月19日、個人向けPC「dynabookシリーズ」の2015年夏モデルを発表した。ノートPCが4機種、液晶一体型PCが4機種、ネットノートPCが1機種の計9機種。ノートPCと液晶一体型PCは5月22日から、ネットノートは5月29日から順次発売する。
夏モデルの特徴として、ノートPCには手のひらがあたっても誤動作を防ぐパームリジェクション機能を搭載しているほか、1.5mmの軽いキーストロークで打鍵感も改善を施しているという。またスタンダードモデルにフルHDモデルを強化。そのほか、著作権保護技術の「SeeQVault」に対応。REGZAサーバーによる録画番組を高画質のまま、dynabookで見ることができるという。
ハイレゾ音源に対応したプレイヤーも搭載。液晶一体型AVPC最上位モデルとなるD81は、ハイレゾ対応のオンキヨー製スピーカーを標準搭載しており、またノートPCのTシリーズはハイレゾ対応のヘッドフォンを使用することによって、ハイレゾ音源を楽しめるという。e-ONKYOと連携し、楽曲の購入やジャケット写真のダウンロードも手軽にできるという。
液晶一体型PCのDシリーズは、液晶一体型AVPCの「D81」(1色)、「D71」(2色)「D51」(2色)、液晶一体型PCの「D41」(2色)をラインアップ。D81、D71、D51に地上デジタル放送・BS・110度CSデジタル放送に対応したダブルTVチューナーを搭載していることが特徴となっている。市場想定価格はいずれも税別で、D81が23万円台なかば、D71が21万円台なかば、D51が16万円台なかば、D41は15万円台なかばとしている。
ノートPCは4KプレミアムノートPC「T95」(1色)、スタンダードノートPC「T75」(4色)、「T55」(3色)、「T45」(3色)をラインアップ。T95はCPUがCore i7-4720HQになったほか、USBポート4つがUSB3.0に対応。T75とT55はIPS液晶のフルHDでBlu-rayディスクドライブを搭載。T45はワイドHD LED液晶のDVDマルチスーパードライブ搭載モデル。春モデルに比べてHDMIでの4K出力やIEEE802.11ac対応するなど強化が施されている。市場想定価格はいずれも税別で、T95が23万円台なかば、T75が19万円台前後、T55が16万円台前後、T45は13万円前後としている。
ネットノートは「N51」(1色)をラインアップ。春モデルから基本的な変更はなく、録音アプリ「TruRecorder」を新たに搭載している。市場想定価格は10万円前後としている。
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