朝日新聞社は5月11日、朝日放送(ABC)と共同で、全国高等学校野球選手権大会のコンテンツを提供する統合サイト「バーチャル高校野球」を開設すると発表した。PCやスマートフォン、アプリを通じて、地方大会から全国選手権大会まで、ライブで楽しめる。提供期間は、7月15日から8月31日を予定している。
バーチャル高校野球では、地方大会は決勝(約20大会を予定)の中継動画、全国選手権大会では全試合の中継動画を配信する。さらにカメラアングルを切り替えて楽しんだり、一球ごとに球筋などをデータで確認できたりするほか、ユーザーが好きなシーンを切り出してハイライト動画を作成することも可能だ。
動画を視聴できないユーザー向けに、試合速報も提供する。試合状況を1球ごとに伝え、一球ごとの速報をリアルタイムに表示する「一球速報」も行う。2014年までは朝日新聞デジタルの会員限定で提供してきた一部コンテンツも無料で提供する。
この夏の大会は、1915年にスタートした全国高等学校野球選手権の誕生から100年を迎える。朝日新聞では、高校野球コンテンツを集約してユーザーの利便性を向上させるとともに、新しいオンラインスポーツ観戦の方法を提案し、2018年の第100回大会に向けて、グループ一体で高校野球を盛り上げていく方針だ。
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