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オバマ米大統領のメール、ロシアのハッカーが盗み読みか

Leon Spencer (ZDNet.com.au) 翻訳校正: 佐藤卓 吉武稔夫 (ガリレオ)2015年04月28日 12時00分
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 ホワイトハウスにある非機密扱いのコンピュータシステムが2014年にロシアのハッカーから侵入され、Barack Obama米大統領のやり取りした電子メールが盗み読まれていたという。The New York Times(NYT)が報じた。

 Obama政権は2014年10月、米国政府が使用している非機密扱いのコンピュータシステムにハッカーが侵入したことを明らかにした。その際、米当局者は、サイバー上で「事件」があったことは認めたものの、この攻撃にロシアが関与しているとの報道については明言を避けた。

 当時、匿名の当局者がNYTに語ったところによると、このセキュリティ侵害によってシステムが一時停止したのは、「ネットワークを守るために対策を講じた結果」だったという。異常なネットワーク活動が発見されたため、それに対処していたというのだ。

 だが、The New York Timesは米国時間4月25日、この事件の調査について情報を提供した政府高官らの話として、このハッキングは公に知られているよりも「はるかに深いレベルの侵入で、厄介なもの」だったと報じた。記事によれば、ハッカーらはロシア政府と関係しているか、またはロシア政府のために活動している可能性もあるという。

 このハッカー集団は米国務省の非機密扱いのシステムにも侵入し、Obama大統領が普段連絡を取り合っているホワイトハウス職員や、おそらく外部の人たちの電子メールにもアクセスしたとされている。

 高官らによれば、ハッカーはこうしてアクセスしたアカウントから、大統領が送受信した電子メールにアクセスしたという。

 ハッカー集団は、Obama大統領の「BlackBerry」でやり取りされるメッセージのトラフィックを管理するサーバには侵入していないもようだ。また、ホワイトハウスは、機密扱いのネットワークが侵入を受けた形跡はないとしている。

 ただし、The New York Timesの記事によれば、非機密扱いのシステムに機密性が高いと考えられる情報が含まれる場合も多いことを高官らは認めたという。こうした情報の中には、スケジュールや、「大使や外交官とのやり取り、まだ決定していない人事異動、法律制定に関する議論、また必然的に、政策に関する意見の交換」に関わる電子メールもあるという。

 Obama大統領のメールアカウント自体はハッキングされなかったようだが、大統領がやり取りしたメールのうち、盗み読まれたものがどれくらいの数になるかは分からないとNYTは報じている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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