「WhatsApp」は世界で特に人気の高いメッセージングプラットフォームであり、その勢いが衰える気配はまったくない。Facebook傘下のWhatsAppの最高経営責任者(CEO)を務めるJan Koum氏は米国時間4月17日付けのFacebook投稿で、同サービスの月間アクティブユーザー数が8億人に達したと発表した。
「WhatsApp Messenger」では、テキストメッセージを同アプリの他のユーザーに無料で送信することができる。同アプリは、メッセージをインターネットを介して送信するため、携帯電話事業者が課すテキストメッセージ送信料はかからない。「iOS」「Android」「Windows Phone」「BlackBerry」端末など、ほぼすべてのモバイルプラットフォームに対応する。WhatsAppは音声通話機能も提供を開始しており、「Skype」や「Viber」などのサービスに対抗している。
Facebookは同サービスを190億ドルもの大金で買収し、買収手続きは2014年10月に完了している。WhatsAppはこの数カ月間、一貫した成長を見せており、月間アクティブユーザー数は、2014年8月の6億人、2015年1月の7億人を経て、今回8億人を達成した。
この数値から、WhatsAppは世界最大級のソーシャルサービスだといえる。Twitterは2月、同社の月間アクティブユーザー数を2億8800万人と発表した。写真共有サービスのInstagramは2014年12月、月間アクティブユーザー数を3億人と発表している。そのInstagramとWhatsAppの両方を所有するFacebookは、2014年12月の時点で平均月間アクティブユーザー数を13億9000万人と発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」