LinkedInの最新アプリ「LinkedIn Elevate」は、従業員のみでなく、所属企業にも役立つアプリのようだ。米国時間4月13日にリリースされた同アプリは、「iOS」「Android」およびデスクトップPCに対応しているが、現時点では招待を申請しないと利用できない。LinkedInによると、一般リリースは2015年第3四半期を予定しているという。
LinkedIn Elevateは、ユーザーがコンテンツをより簡単に同僚以外とも共有できるようにすることにある。このアプリを使えば、興味深いコンテンツや役に立つコンテンツをTwitterまたはLinkedInに投稿できる。また、予約機能もあるため、ネットワークが最もにぎわっているタイミングで記事をシェアできる。記事の選別は、手動で行われるほか、LinkedInや買収したニュース通知サービスNewsleのアルゴリズムも利用できる。LinkedInはブログで次のように説明している。
たとえば、1人のLinkedInユーザーが平均で6件のコンテンツを共有すると、そのユーザーはプロフィールを6回閲覧され、2人と新たにつながりをもつ。これは、仕事上の自身のブランド価値を高めることに役立つ。同時に、所属する企業は求人情報を6回、企業情報のページを3回閲覧され、企業情報のページにフォローが1件つく。これは、企業の採用、マーケティング、販売活動に役立つ。
つまり、LinkedIn Elevateは企業ブランドの向上に使えるアプリだ。例えば、Elevateを通じて、従業員が興味深い記事を共有し、自らのネットワークを拡大する様子を示すことで、知識欲が旺盛で見識の高い従業員のいる企業であるということを外部にアピールできる。
LinkedIn Elevateを使えば、さまざまなソーシャルネットワーク上で、従業員が自社のブランドを宣伝する役割を果たすことができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」