ゲーム実況スタジオ「OPENREC STUDIO」がオープン--CyberZが設立

 OPENREC STUDIOのエントランス。黒で統一されシックな雰囲気が漂う。
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 OPENREC STUDIOのエントランス。黒で統一されシックな雰囲気が漂う。

 サイバーエージェント子会社のCyberZは、動画クリエイター向けのゲーム実況専用スタジオ「OPENREC STUDIO」を都内にオープンした。完全防音のスタジオや音響機器、各種ゲーム機などが用意されており、いつでも簡単にゲーム実況動画やイベント企画の撮影・編集に利用できる。当面は、約50人のOPENRECオフィシャルプレイヤー向けに提供し、将来的には一般ユーザーにも開放していきたいという。


4月6日のオープニングパーティで早速メインスタジオが使われた

 OPENRECは、スマホゲームに特化したプレイ動画共有サービスで、2014年9月から提供されている。広告主がSDKをアプリに導入することで、ユーザーがゲームプレイ中の画面を録画・編集して、ソーシャルメディアへアップロードできるようになる。同社のスマホ広告ソリューションツール「Force Operation X」を活用すれば、プレイ動画を視聴したユーザーのアプリインストール数や継続率などのアクセス解析も可能だ。

 今回オープンしたOPENREC STUDIOは、目的に応じたバリエーション豊かな完全防音の6つのスタジオを設置。各スタジオには、動画配信に最適なカメラ、ワイヤレスマイク・グースネックマイクなどの音響機器、各種家庭用ゲーム機やポータブルゲーム機、タブレット端末などが用意されている。また、クリエイター同士がコミュニケーションできるバーラウンジや喫煙所も設けられている。

 CyberZ代表取締役社長の山内隆裕氏によれば、すでに1日10本のペースで撮影しており、500本の動画をストックしているという。今後は、OPENRECでこれらの動画を順次配信するとしている。

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