アイファイ、RAWや選択転送に対応した無線LAN搭載SDカード「Eyefi Mobi Pro」発売へ

 アイファイジャパンは3月25日、無線LAN機能を搭載したSDカード「Eyefi」の最上位モデルとなる「Eyefi Mobi Pro 32GB」を発表した。米国では先行して3月12日に発表されていた製品で、国内でも3月27日より発売開始する。価格は税込みで9980円。

Eyefi Mobi Pro
Eyefi Mobi Pro
カードの色は、従来のオレンジからブラックに変更
カードの色は、従来のオレンジからブラックに変更

 スピードクラスは従来製品と同様にCLASS10だ。RAW画像転送や選択転送、WiFiルータ経由での高速転送といった機能を搭載する。

 撮影したRAW画像は、PCやMacの任意のフォルダにワイヤレスで即時転送が可能になる。モバイル端末で受信した場合は、Eyefiクラウド経由でPCやMacに自動でダウンロードされる。

 選択画像のワイヤレス転送は、デジタルカメラのメニューからプロテクト指定した画像が即時転送される。選択された画像の転送が完了するとEyefi Mobi Proは、電波を発しない省電力モードになる。

 さらに、Eyefi Mobiデスクトップアプリも一新した。HDD内のフォルダを指定して、PC上に保存してある画像をクラウドに一括アップロードすることも可能になった。

 なお、Eyefi Mobi Pro 32GBには、容量無制限の「Eyefiクラウドサービス」1年分(年間5000円相当)が無料で付属する。Eyefiクラウドは、複数のデバイスで撮影した写真を一元管理できるクラウドサービスで、Eyefi Mobiカード+デジタルカメラで撮影した画像だけでなく、スマートフォンやタブレットで撮影した写真も1箇所にまとめて管理できるのが特長だ。

 アイファイでは、一般向けのAPIを公開している。このAPIを活用したDigiBookが提供する「Cloud Controller for Eyefi」を利用することにより、Eyefiクラウド上の写真を他のストレージサービス(Flickr、Google Drive、FTPサーバー等)へ自動的に共有することも可能だ。

パッケージを開いたところ
パッケージを開いたところ
アプリを起動し、このカードに記載されている10桁のコードを入力すれば設定完了だ。実際にカメラにカードを入れて撮ると、スマホやタブレットに転送される
アプリを起動し、このカードに記載されている10桁のコードを入力すれば設定完了だ。実際にカメラにカードを入れて撮ると、スマホやタブレットに転送される

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