外出先からテレビが見られる「Slingbox」がWi-Fi対応に--再認証不要でリモート視聴

  • 「Slingbox M1」

 フロンティアファクトリーは3月25日、米Sling Media製のインターネットを利用したリモート視聴機材「Slingbox」に新製品「Slingbox M1(スリングボックス エムワン)」を発表した。Wi-Fiに対応する。発売は4月10日。想定税別価格は3万2800円になる。

 Slingboxは、インターネット経由で自宅のテレビやデジタルレコーダー内の録画番組などがスマートフォンやPCからリモート視聴ができるシステム。フロンティアファクトリーでは、現行機「SLINGBOX360」も取り扱っており、2年ぶりのメジャーバージョンアップとなる。

 Wi-Fiに対応し、設置場所の自由度が増したほか、スマートフォンやタブレットのみで初期が完了するなど、使い勝手を大幅に向上。Chromecastにも正式に対応し、テレビなどの大画面でも映像が視聴できる。

 本体には、RCA音声、ビデオ、コンポーネント入出力端子を各1系統ずつ備え、HDMI機器とは同梱のHDMIコンバータを介して接続する。最大解像度は1920×1080ピクセル。対応するデジタルレコーダーを使用しての外出先視聴では、90日に一度自宅での再認証が必要になるが、Slingboxでは再認証が不要なため、海外赴任先からの使用など、長期間自宅を不在するときにも利用しやすい。

 スマートフォンやタブレットから視聴する際は、専用アプリ(約1500円)が必要になるが、Windows、MacといったPCからは無料で視聴可能だ。サイズは高さ45mm×幅180mm×奥行き110mmで、重量約420g。画面上に接続したデジタルレコーダーなどのリモコンが表示されるため、戸惑うことなく操作できる。

  • リアパネル

  • HDMIコンバーター

  • 接続イメージ

 フロンティアファクトリーでは、Slingbox M1の発売を記念して「クイズに答えて、自宅のテレビを海外旅行で見ちゃおう!」キャンペーンを実施。クイズに答えると正解者の中から抽選で3人に、選べる1泊2日の海外旅行または国内旅行がプレゼントされる。

 また、購入者の機材やネット環境などでSlingbox M1が利用できなかった場合は、全額を返金する「安心保証 全額返金キャンペーン」と、設置、設定を有料にて行う「slingbox 訪問設置サービス」も実施している。

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