セガは、さまざまな人気アニメ作品のキャラクターソングを収録したPS Vita用リズムゲーム「ミラクルガールズフェスティバル(仮称)」を今冬に発売する。価格は未定。
本作はアニメキャラクターたちが一堂に会して、ライブパフォーマンスを繰り広げるリズムアクションゲーム。リズムゲームのシステムは、同社が展開している「Project DIVA」シリーズを踏襲。画面内に出現するターゲットとアイコンが重なる瞬間に、対応するボタンを押すというシンプルな操作で楽しめるようになっている。
3月21日に東京ビッグサイトにて開催された「AnimeJapan 2015」にて「Anime×SEGA新プロジェクト発表会」を開催。そこで登壇した本作のプロデューサーを務めるセガの内海洋氏が概要を説明した。
収録している作品のラインアップについての選定基準として、主に2014年の春ぐらいまでの放映していた作品から、人気の度合いだけではなくリズムゲームに適したキャラクターソングが用意されていることなどを考慮して決めたという。そんなラインアップは「ゆるゆり」、「這いよれ!ニャル子さんF」、「ビビッドレッド・オペレーション」「きんいろモザイク」、「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」、「てさぐれ!部活もの あんこーる」、「Wake Up, Girls!」、「GO!GO!575」、「のうりん」、「未確認で進行形」、「ご注文はうさぎですか?」となっている。
リズムゲームパートにおいては、まずテレビサイズと同等のショートバージョンでプレイし、それをクリアするとフルサイズによるステージが楽しめるという。難易度については、リズムゲームとしてはかなり易しくなっているとし、曲中でミスが続いても途中で終了せずに最後までプレイできるという。また、初心者や苦手なユーザーでも繰り返しプレイすることでクリアできるようになっているとしている。
演出についても、ゲーム中に登場するキャラクターたちは3Dモデルで再現。ゲーム内で個性を引き立たせるダンスや照明やモニター等の舞台装置、観客やコールなど、ライブを盛り上げるための演出にもこだわっているという。内海氏も「いいものを届けようと、開発現場は真面目に頑張っている」と意気込みを語った。
発表会では、参加作品からゆるゆりの声優ユニット「七森中☆ごらく部」がゲストとして登場。赤座あかり役の三上枝織さん、歳納京子役の大坪由佳さん、船見結衣役の津田美波さん、吉川ちなつ役の大久保瑠美さんの4人が登場すると会場は大盛り上がり。にぎやかなトークを展開したほか、ステージに用意された試遊機で、ゆるゆりのオープニングテーマ「ゆりゆららららゆるゆり大事件」のデモプレイを披露。そのときは残りの3人が画面内のキャラクターにあわせて踊ったりと、観客からはコールが上がったりとライブ会場のような雰囲気に包まれていた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」