ノルウェーのソフトウェアメーカーOpera Softwareは、カナダのトロントを拠点とするSurfEasyを買収した。SurfEasyは、スマートフォン、タブレット、コンピュータ向けに仮想プライベートネットワーク(VPN)ソフトウェアを提供している。
Operaは、世界中で3億5000万人以上に利用されているデスクトップおよびモバイル向けウェブブラウザ「Opera」の開発元だ。
VPNは、デバイスで送受信されるすべてのインターネットトラフィックを暗号化することによって、インターネットをさらに安全なものにしてくれる。
Operaの最高経営責任者(CEO)であるLars Boilesen氏は今回の買収について、ユーザーデータの保護に重点を置いた新製品を開発する助けになると説明した。
Boilesen氏は次のように述べている。「プライバシーやセキュリティは常にOperaユーザーの最優先事項であり、SurfEasyの買収はこれにうまく合致する。Operaは、そのルーツであるブラウザに安住することなく進化してきた。今回の買収により、アプリケーションポートフォリオのさらなる拡充に向けて不可欠な要素が加わることになる」
Operaはウェブブラウザのほかにも、通信会社、モバイル広告プラットフォーム、テレビ用SDK向けにコンテンツを配信するためのソフトウェアも開発している。
Operaは2014年、モバイル動画広告の配信能力を強化するため、7500万ドルでAdColonyを買収している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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