Adobe Systemsはモバイルとクラウドのトレンドを反映した「Adobe Acrobat」ファミリの新ラインアップを発表した。
既存スイートの「Adobe Creative Cloud」と「Adobe Marketing Cloud」は、Adobeの長年にわたるクラウドへの取り組みの基礎をなすサービスだが、これらに続いて「Adobe Document Cloud」が登場した。モバイルデバイスからのアクセスと共有向けに再設計された「Adobe Reader」アプリ(標準版とプロフェッショナル版)が含まれている。
Document Cloudの中核機能は、デジタル文書管理を目的とする電子署名や、追跡および制御サービスだ。例えば「Send and Track」機能では、電子メールと同じように、文書を送信した後、ファイルが受信されたかどうかを確認することができる。
また、「Fill and Sign」という派生機能もある。これはDocument Cloudスイートに含まれる無料アプリで、電子フォームへの入力作業を効率化し、情報を毎回再入力しなくても済むようにすることが目的だ。
Adobeは「Acrobat Mobile」の発表によって、モバイルでのPDF機能も強化している。Perera氏はAcrobat Mobileについて、「動作が軽い」というだけの製品ではなく、モバイルデバイス向けPDF編集ツールの「一級市民」になったと賞賛した。
Adobe Document Cloudは4月に提供が開始される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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