Pebble、スチール製スマートウォッチ「Pebble Time Steel」を発表--スマートストラップも登場へ

Scott Stein (CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年03月04日 08時02分

 バルセロナ発--ほんの1週間前にPebbleの最新スマートウォッチ「Pebble Time」が発表され、スチール版はいつ登場するのだろうかと思ったことを覚えているだろうか。なんと同社は、「Pebble Time Steel」を当地で開催中のMobile World Congressで発表した。同製品は米国時間3月3日にKickstarterに登場し、2015年7月に出荷が開始される。

 Pebble Time SteelはPebble Timeと同様に、まずはKickstarterで出資者を対象に250ドルで提供され、店頭に並ぶ際には299ドルで販売される予定。Pebble Time Steelには2本のバンドが付いてくる。1本はレザー製で、もう1本はスチールブレスレットだ。朗報として、KickstarterでPebble Timeに既に出資している人は、Pebble Time Steelへのアップグレードが可能で、ウェイティングリストにおける自分の順番をそのまま保持することができる。

 新しいPebble Time Steelのデザインはプラスチック製のPebble Timeに非常によく似ているが、やや洗練されている。CNCステンレススチール製で、全体的にもう少しシャープな印象だ。搭載ハードウェアは64色対応の反射型ディスプレイを含め、Pebble Timeと同一である。通常のカラーディスプレイほど鮮明ではないが、リフレッシュレートが高く、Qualcommの「Mirasol」ディスプレイよりも明瞭に見える。

 Pebble Time SteelはPebble Timeよりもやや厚みがあるが、バッテリ持続時間が長いというもう1つの特長を考慮すれば納得がいく。1回の充電で最大10日間と、Pebble Timeの最大7日間よりも長時間持続可能である。

 ゴールド、シルバー、ブラックの3つのバージョンがあり、どれも見栄えが良い。

Pebble Time Steel
Pebble Time Steel
提供:Sarah Tew/CNET

 Pebble Time Steelはうれしいサプライズだが、さらに大きなニュースとして、スマートストラップが今後提供される予定だという。ハードウェアで強化されるこれらのストラップは、Pebble Time自体と直接通信する。Pebble Time背面のハードウェアポートは、サードパーティー製のセンサ対応ストラップに対応することができる。

 新しいストラップは新しいPebble Timeに装着可能で、背面のポートに接続することで、GPSや心拍センサといった新機能が追加される。ポートはそれと同時に、アクセサリへの給電も行う。Pebbleは既に、サードパーティー開発者らと共同でこのようなストラップをいくつか開発中で、同社によると、最初のスマートストラップは2015年中に出荷される予定だという。


提供:Pebble Technology

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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