バルセロナ発--今度はサムスンが、モバイル決済に挑戦する番だ。
サムスンは現地時間3月1日、「Samsung Pay」を発表した。クレジットカードを通す代わりに、レジの近くでスマートフォンをかざすことによって商品やサービスに対する支払いを可能にする機能だ。同社は、この機能を最初に搭載する端末となる「Galaxy S6」と「Galaxy S6 edge」の発表とともに、これを発表した。
Samsung Payは2015年夏に米国と韓国で提供開始された後、欧州と中国で提供される予定。
サムスンは、同社システムに勝算があると考えている。2月のLoopPay買収によって取得した同社のシステムにより、Galaxy S6とGalaxy S6 edgeはさらに多くの商業者と店舗に対応可能となる。Samsung Payは近距離無線通信(NFC)チップを利用して、対応するレジ端末と通信する。ただし、従来のカード読み取り機の近くでスマートフォンをかざすことによって機能する、「Magnetic Secure Transmission」というLoopPayの技術も利用するため、基本的にほとんどすべての支払い端末との後方互換性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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