CRM大手のSalesforce.comは米国時間2月25日、株式市場終了後に2015会計年度第4四半期決算(1月31日締め)を発表した。内容はほぼアナリストらの予想通りだった。
今回の決算では純損失が6570万ドル(1株あたり10セント)となった。
売上高は14億4000万ドルと前年同期比26%増で、非GAAPベースの利益は1株あたり14セントだった。
アナリストらはこの結果とまったく同じく、売上高が14億4000万ドル、1株あたりの利益が14セントと予想していた。
Salesforce.comは2016会計年度第1四半期の売上高の見通しを14億8000万ドル~15億ドルとした一方、同年度通期の売上高の見通しを64億7000万ドル~65億2000万ドルとした。アナリストらは65億ドルと予想していた。
Salesforce.comの最高経営責任者(CEO)Marc Benioff氏は用意していたコメントで、売上高のマイルストーンについて次のように誇らしげに語った。
「Salesforce.comは2015会計年度も素晴らしい成長を記録し、売上高と前受収益、営業キャッシュフローすべてが30%以上伸びたうえ、非GAAPベースの売上高営業利益率もわれわれの予想を上回った。Salesforce.comは50億ドルという通期売上高をどのエンタープライズソフトウェア企業よりも早く達成しており、次は売上高100億ドルをどこよりも短い期間で達成することを目標にしている」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」