Stephen Hawking博士がロンドンのサイエンスミュージアムで発言した思慮深いコメントをいくつかご紹介しよう。
著名な物理学者であるHawking博士は先週、カリフォルニア州パームデール在住の米国人教師Adaeze Uyanwahさん(24歳)が公式ゲストとして同館を訪れた際にガイドを務めた。その際に、Hawking博士はUyanwahさんから、人類のどの部分を一番機能させる必要があると考えているかと尋ねられた。
Daily Mailの記事によると、博士は「一番直したい人類の欠点は攻撃性だ」と答えたという。
Hawking博士の考えはこうだ。「人が洞窟で暮らしていた時代であれば、(攻撃性は)食料や縄張りを増やし、子孫を残すためのパートナーを得るなど、生き残るための利点になっていたかもしれない。しかし、今日ではわれわれ人類を絶滅させるおそれがある」
「大規模な核戦争は文明を終わらせ、人類を終わらせることになるかもしれない」と、Hawking博士は述べた。
Hawking博士は、人々の共感が圧倒的に足りていないと主張し、だからこそ、より健全で知性のある人類が、この惑星から一斉に逃れなくてはならないかもしれないと示唆した。
「人類の遠い将来は宇宙にあり、宇宙はわれわれが生き残るための重要な保険になると考えている。他の惑星に入植することで、人類は絶滅を免れることができるかもしれない」(Hawking博士)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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