マイクロソフトが不具合のあったPowerPointのパッチを修正

Liam Tung (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2015年02月18日 10時20分

 Microsoftは配信後に問題が発見された「Surface RT」および「Surface 2」用のPowerPoint 2013に対する更新プログラムを修正した。

 問題のパッチは、2月の月例パッチの一部として「Microsoft Office Home and Student 2013 RT」用に配信されたKB2920732で、Surface RTとSurface 2用のPowerPoint 2013に影響がある。

 このアップデートは、Surfaceでアニメーションを再生した際の安定性向上と、編集と写真に関するバグの修正を行うものだった。ところが、これを適用したユーザーはPowerPoint 2013を起動できなくなった。

 Microsoftは米国時間2月16日に新しい更新プログラム(KB2956149)をリリースして、「Surface RT、Surface 2のほか、Microsoft Office Home and Student 2013 RTがインストールされ、Microsoft Windows RTを実行しているその他のデバイス」で発生しているこれらの問題を修正した。

 Microsoftのサポート文書で、この問題に関する詳細を参照できる。このパッチをインストールするには、Office 2013用のKB2889846と、Office 2013用のKB2920798がインストールされている必要がある。

 Microsoftの月例パッチでは、これ以外にも2014年6月以降に何件もの問題が発生している。

 今回の問題の対象範囲は、Surface RTおよびSurface 2を使用しているユーザーに限られるため、これまでの問題よりも影響を受ける人の数は少ないと思われる。Microsoftは2015年1月に、ARMベースのSurface 2の製造を中止したことを認めたが、同デバイスはサードパーティーアプリ不足に苦しんでいる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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