最初はとにかくポータルを見つけ、ハックすることからスタートし、レベルが上がっていくとできることが増えていく。敵のポータルを攻撃して自陣のポータルに変換したり、自陣のポータル同士をリンク(接続)して、コントロールフィールドを構築したりできる。さらに、ハックの回数、ハックしたポータルの種類、歩いた距離などにより、メダルを獲得できる。これは単純にコレクターズアイテムとなっているだけでなく、Level 8以上のレベルアップに必要なファクターにもなっている。
ひとりでも十分に楽めるIngressだが、仲間と協力することによってさらに楽しみは倍加するのも特徴だ。例えば、ポータルを自陣のものとするとき、「レゾネーター」と呼ばれるアイテムを設置(デプロイ)する必要がある。レゾネーターにはレベルがあり、自分のレベルと同レベルまでのレゾネーターしか使えない。
また、高レベルのレゾネーターは、ひとつのポータルにつき一人1つしか設置できないのだ。つまり、最強ポータルである「Level 8」にするには、Level 8以上のプレーヤーが8人必要となるため、仲間の協力なくして成し得ないというわけだ。仲間のポータルが弱体化していれば、たとえ自分がポータルのオーナー(所有者)でなくても、強化しておく。いつの間にか、そういった協力意識が芽生えていくのが面白い。
すべてのレゾネーターがLevel 8のポータル。Level 8は一人1つまでしか挿せないので、自分以外に7人の協力が必要となる
敵の攻撃により、レゾネーターがダメージを受けているポータル。リチャージャーでXP(体力のようなもの)を回復させ、壊されたレゾネーターは新たに挿して強化しておく
行動した内容はすべて数値化され、記録されている。累計ではなく個別のポータルをハックした数や歩いた距離(車や自転車、電車移動ではカウントされない)、レゾネーターを挿した数、敵のレゾネーターを破壊した数、リンクを張った数など。それらの記録によってメダルが獲得できる。メダルは数値によって、カッパー、シルバー、ゴールド、プラチナ、オニキスの段階がある
このゲームを評する時、さまざまな理由が浮かぶ。たくさん歩くので健康的、痩せる人もいる、住んでいる町でも新発見がある、仲間と一緒に協力したり、コミュニケーションが楽しめる──、やっているならうなずける人も多いだろう。 しかし、単純に面白いからハマってしまうと言うのが本質だ。
実際にやってみないとその面白さを体感できない典型的なゲームでもある。ぜひとも一度体験し、最低でもLevel 5までは頑張って続けて欲しい。できたら、Ingressをやっている仲間を見つけて欲しい。そうすれば、きっとIngressの魅力の一端が理解できるはずだ。なお、ゲームはAndroid版とiOS版があり、それぞれストアからダウンロードできる。
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