Swatchが2~3カ月以内に独自のスマートウォッチの発表を予定している。
カラフルで人目を引く腕時計ラインアップで知られるSwatchの最高経営責任者(CEO)のNick Hayek氏がBloombergに述べたところによると、同社は当初、スマートウォッチ事業への進出に懐疑的だったという。しかし、同社はこの成長市場のシェアをめぐって、AppleやMicrosoft、サムスン、そのほかの多くの企業と争うことになった。
Swatchのスマートウォッチは競合製品とどこが異なるのだろうか。Hayek氏によると、それは経験だという。
Swatchは何十年も前から腕時計事業に従事しており、持続時間が長く、折り曲げ可能な薄型バッテリなど、スマートウォッチに搭載できそうな機能も既にいくつか開発している、とBloombergは報じた。ほかの例を挙げると、Swatchの「TISSOT」ラインアップは、特にダイバーを対象とする高度計やコンパス、センサを搭載したハイテクタッチスクリーン腕時計を既に提供している。
やがて登場するSwatchのスマートウォッチは「充電不要」でインターネットに接続する、とHayek氏は述べた。さらに、モバイル決済機能を提供し、「Windows」OSと「Android」OSの両方に対応する。Hayek氏はAppleの「iOS」のサポートには言及しなかったが、Swatchのスマートウォッチは、4月に発売予定の「Apple Watch」と同時期に市場に投入される可能性もある。
Swatchの広報担当者は米CNETに以下のコメントを寄せ、この新しいスマートウォッチが発表されることを認めた。
Swatchは2~3カ月以内に新世代のSwatchスマートウォッチを発表する予定だ。充電不要で、通信、MigrosやCoopなどの店舗でのモバイル決済、WindowsやAndroidに対応するアプリケーションなどの機能を搭載する。これとは別に、Swatchは2月末に新しい「Swatch Touch」の発表も予定している。
同広報担当者はこの腕時計について、現時点でほかに発表する情報はない、と付け加えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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