Facebookのモバイルユーザーによるチェックイン回数、写真アップロード件数、投稿を「Like」(いいね!)する回数が、記録的なペースで増加している。これが広告主を引き寄せ、Facebookの売上高と利益の増加につながった。
Facebookは、同社サービスのデイリーアクティブユーザー8億9000万人のうちの84%近くが、携帯端末からアクセスしていると述べた。また、月間アクティブユーザー13億9000万人のうち、86%近くがモバイル端末からサービスを利用しているという。
広告にもこの傾向が現れた。モバイル広告は、同社の売上高38億5000万ドルのうちの約69%を占めた。全体では、同社の売上高は前年同期と比べて49%近くも増加した。
同社はこの数年間、携帯端末市場における基盤強化に向けてかなりの資金を投入してきた。この1年間だけでも、190億ドル以上をかけてメッセージングサービスWhatsAppを買収し、仮想現実ゴーグルメーカーOculus VRを20億ドルで買収している。
Facebookは2014年10月、既に多額の資金を投入しているこれらの分野を含む様々な取り組みに対し、さらに支出を増やすと述べて、投資家らを驚かせた。同社によると、第4四半期の総費用は、前年同期比87%増の27億2000万ドルだったという。
同社の第4四半期の総売上高は38億5000万ドルで、前年同期比で49%近く増加したとともに、アナリストらの予測である37億7000万ドルを上回った。利益は7億100万ドルと、前年同期から34%も増えた。
Facebookによると、株式報酬などの特別項目調整後の利益は1株あたり54セントだったという。アナリストらは1株あたり49セントと予測していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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