Facebookは、広告主を引きつける最新の取り組みを拡大し、同社サイト上の広告が実際の購入にどの程度影響しているかを追跡するツールをさらに改良した。
Facebookは1年前、ユーザーがFacebook上で広告を見てから製品を購入したかどうかを、広告主が判断するのに役立つツールを発表した。同社は米国時間1月27日、このツールの提供を全世界の広告主に拡大し、多くの機能を自動化すると述べた。
発想はシンプルだ。一部の消費者は、広告に影響を受けても、しばらく待ってから製品を購入する。そこでFacebookは、製品を購入した人と、Facebook上で広告を見た人、見なかった人のデータベースを比較することによって広告の影響を測定するツールを開発した。
世界最大のソーシャルネットワークFacebookによる最新の取り組みであるこのツールは、同社サービスの効果を広告主が調べる方法を変え、究極的にはオンライン広告料の引き上げを正当化することが目的だ。Facebookは、たとえ消費者が広告リンクをクリックしないで製品を購入した場合でも、広告と購買行動の関係を明確に示そうと試みている。
Facebookでマーケティングサイエンスと測定を担当するBrad Smallwood氏は、広告が時間をかけて購買行動にどう影響するかを広告主が追跡できるよう支援することが、自身の目標だと述べた。
「これはFacebookの挑戦ではなく、業界の挑戦だ」(Smallwood氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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