もう一つ目玉となるのは、13.3型ワイド液晶を搭載した軽量PC「LaVie Hybrid ZERO」シリーズだ。「LaVie Z」の後継モデルで、商品名も新シリーズへと一新した。
軽さをより重視した世界最軽量約779gの「HZ550」(16万9800円前後~)と、重さは約926gで360度回転するディスプレイを搭載し、タブレット形状でも使えるコンバーチブルノートPC「HZ650/HZ750」(18万4800円前後~)がラインアップする。
なお、「HZ550/AAB」と同様の基本設計より派生した姉妹モデル「Lenovo LaVie Z HZ550」は、1月に米国で行われた「2015 CES」でBest of CES Awards 2015のベストPC賞を受賞したほか、シリーズ全体で24のアワードを獲得している。
そのほかノートPCでは、360度回転する15.6型液晶を備えた「LaVie Hybrid Advance」シリーズ、YAMAHAサウンドシステム/15.6型4K液晶/3Dカメラなどを備えた「LaVie Note Standard」シリーズがリリースとなった。
デスクトップPCについては「LaVie Desk All-in-One」シリーズをラインアップ。画面フレーム幅を約8mmまでスリム化したデザインに加え、4つのTVチューナーやYAMAHAサウンドシステム、3Dカメラなども搭載している。
PCに加え、写真や動画コンテンツをタイムラインに沿って表示し、オンラインストレージサービスと連携して共有・保管するオンラインアルバムアプリ「My History」を2015年第1四半期(1-3月期)中に提供すると発表した。無料で利用でき、写真の枚数に応じて利用料金がかかる。
Windows版、Android版、iOS版とウェブブラウザ版を提供予定で、NEC PCの製品に限らずどの環境でも使えるようにする。アプリは無料で提供予定だ。
My Historyは、PCやスマートフォン内の貴重な写真などのコンテンツを、オンラインストレージにアップロードし保存できる。美しいインタフェースを備え、PC、タブレット、スマートフォンなど複数のデバイスやOS、ウェブブラウザに対応。どのデバイスからでもオンラインストレージ上の自分のアルバムにアクセスできる。
タイムラインで年月別に自動整理し、子供の成長や家族の歴史を簡単に記録できる。その際には、同時期に話題となったニュースや音楽が表示されるのも特長の一つだ。家族や友人との共有、SNSとの連携などのソーシャル機能も備える。
さらに、My Historyを補完する有償サービス「My Treasure(マイトレジャー)」も第1四半期中にサービスインする。
紙焼き写真や年賀状、VHS、8mmビデオテープなどで保存されている個人のアナログ記録をデジタル化するというもので、デジタル化されたデータは、My Historyのオンラインストレージにアップロードされる。その際、My Historyのタイムライン上で年月別に表示されるよう、撮影年月の情報を付加することも可能だ。
料金は、写真50円/枚、はがきや年賀状60円/枚、ビデオ2000円/60分(VHS、VHS-C、miniDV、Video8、Hi8、Digital8)。写真はA4サイズまで対応可能で、アルバム状態でも別途料金にて対応するとしている。
このほか、ホームネットワークなどのセッティングをサポートする「ホームエンターテイメントサービス」および「ホームコミュニケーションサービス」の提供も、2015年1~3月四半期中に開始する。これらのサービスは、自宅に出張設定員が訪問し、セットアップ作業や使い方レッスンを提供するもので、NEC製以外の機器設定にも対応する。
ゲストとして木佐彩子さんと石井一久さんが登場し、My Historyでアルバムを見ながら学生時代や家族の記念日などを語った。木佐さんは、「写真は撮ったときに見るのも好きだが、年齢を重ねていったときに見るのもいい。タイムマシンに乗って簡単に見られる、未来のアルバムの形」とコメントした。
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