Amazon.comは米国時間1月13日、Woody Allen氏が自身初となるテレビシリーズの脚本と監督を手がけることで同社と契約したと発表した。30分間の番組となり、2016年のいずれかの時点でAmazonの「Prime Instant Video」で独占的に配信開始する予定だという。
このプロジェクトは現時点で「Untitled Woody Allen Project」と呼ばれており、番組の概要、キャスティング、初回配信の正確な日程など詳しいことはほとんど明かされていない。同シリーズに関するAllen氏の声明から判断すると、今後のことは同氏自身も分からないようだ。
「どうしてこれに関わることになったのか、自分でも分からない。何が何だかさっぱりで、どこから手を付けるべきかもはっきりしない」(Allen氏)
米CNETはAmazonにコメントを求めたが、現時点で返答はない。
今回の契約は、Amazonの競合であるNetflixにとって打撃となる可能性がある。どちらもストリーミングビデオサービスを提供しており、オリジナルシリーズを用意している。NetflixもAmazonも、互いを寄せつけない狙いでエンターテインメント業界の著名人らと独占契約を結んでおり、過去1年にわたってゴールドラッシュにも似た状況が到来している。
AmazonのPrime Instant Videoは、同社が米国で提供している「Amazon Prime」サービス(年額99ドル)に加入すると、追加料金なしで利用できる。Amazon Primeサービスに含まれる特典には、2日以内の無料配送や、Prime Instant Video、「Prime Music」からの音楽ストリーミング、「Prime Photos」を介した写真共有などがある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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