サイファー・テックは、クラウド型文書漏えい防止サービス「CypherGuard Leash(サイファーガード リーシュ)」を1月から提供開始したと発表した。初期費用は20万円、年額利用料は90万円~。
社内文書の不正漏えい防止に加えて、退職や契約終了などにより閲覧対象から除外された人物に対しても、遠隔制御で以後の閲覧を禁止できるのが特長だ。
文書の暗号化や利用者認証、キャプチャの防止、閲覧期間の設定など「対象者以外に情報を見せない」セキュリティに加えて、一度閲覧を許可した文書についても状況変化にあわせて、後から閲覧を禁止できる。
CypherGuard Leashは、同社が独自開発したDRM技術「CypherGuard」を基盤としたもので、大手精密機器メーカーや公共インフラ企業などの情報漏えい防止対策として採用実績があるという。対応OSはWindows、対応ファイル形式はPDF。
サーバはクラウドで提供し、利用者はPCにクライアントアプリケーションをインストールするだけで済むという。また文書を暗号化するためのツールや、利用者の登録や閲覧を確認するための管理機能を提供。これにより、最短1週間で運用を開始できるとしている。
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