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日本製のこだわりiPhone 6/6 Plus向けケース3選--数千円から6万超えまで

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 年末年始のバイヤーズガイドとして、iPhone 6/iPhone 6 Plus向けのケース3種類をご紹介したい。今回は日本製にこだわったケースをセレクトした。

 iPhone向けケースは世界的にも巨大市場となっているが、その生産は米国向けであっても、中国が中心だ。デザインや設計が中国以外で行われているものもあるが、何となく、代わり映えしないそれなりの品質とデザインになりがちだ。

 そこで今回は日本で企画・製造されているiPhoneケースを3種類ピックアップした。さすがに1つ500円というわけにはいかないが、使いやすさ、デザイン、そしてちょっとしたこだわりを楽しめるだろう。

エラストマー製でちょうど良い弾力、メッシュケース ANDMESH Mesh Case

 まずはエラストマー製のメッシュケース、ANDMESH Mesh Caseだ。シリコン製のケースが市場に多い中、ANDMESHが採用したのはエラストマー。弾力を持つ素材で、軽く、プラスチックやシリコンよりも着脱が簡単というメリットがある。スポーツウォッチのバンドにも採用されている。筆者が以前使っていたプラスチックケースは、iPhone 6 Plusにがっちりとフィットし、取り外すのに大変苦労していた。ケースを付け替えながら楽しむ、という使い方には合わなかったのだ。

ANDMESH Mesh Case。パンチ穴には角度がつけられており、見る方向によって穴から覗く本体の色に変化があって面白い。背面は緩やかな曲面がつけられている
ANDMESH Mesh Case。パンチ穴には角度がつけられており、見る方向によって穴から覗く本体の色に変化があって面白い。背面は緩やかな曲面がつけられている

 ANDMESHは、装着されている時は外れにくいが、ケースに弾力があるので取り外す時も快適だ。しかし、ソフトケースよりも、その弾力のおかげで硬さがあり、ちょっとやそっと使っていても、ケースが伸びたりズレたりはしない。ANDMESHは、このエラストマーでiPhoneの背面や側面をすべて覆い、背面には角度の付いたメッシュを施しているので、見る角度によって表情を変えるユニークさがある。装着すると、背面には緩やかな曲線が加わり、平面のiPhoneよりも握り心地が良くなる。このケースは日本製の素材と型、生産にこだわって作られている。こうしたこだわりから生まれた特徴の1つは、カバーされていても押し心地が最高なボタンだ。iPhoneのボリュームボタン、電源ボタンは、きちんと覆われている。しかしケースをつけていない時と同じようなクリック感があるのだ。

ボリュームボタン、電源ボタン部分にはボタンを押す出っ張りがつけられており、ケースの上からボタンを押しても、ボタンを直接押す際のクリック考えられるよう、細かな調整と工夫が施されている。
ボリュームボタン、電源ボタン部分にはボタンを押す出っ張りがつけられており、ケースの上からボタンを押しても、ボタンを直接押す際のクリック考えられるよう、細かな調整と工夫が施されている。

 ANDMESHのケースの内側を見ていると、ボタン部分には少し出っ張りがある。この出っ張りがボタンのスイッチの最適な部分を押すため、ケースの上からもきちんとしたクリック感が感じられるのだ。こうした細かな工夫は、iPhoneとの毎日を心地よいものにしてくれるだろう。色は8色揃えてあり、自分のiPhoneを好みのカラーで使うことができるはずだ。

レザーの暖かみとiPhoneそのものの手触りを楽しむROBERU iPhone 6/iPhone 6 Plus Case

7パターンの組み合わせから、レザーの暖かみを楽しめるROBERUのケース。革は装着当初は固く、浮いている部分が見られるが、1日も装着していれば本体に馴染んできて、ぴったりとしてくる。こうした変化も、レザーならではの楽しみだ
7パターンの組み合わせから、レザーの暖かみを楽しめるROBERUのケース。革は装着当初は固く、浮いている部分が見られるが、1日も装着していれば本体に馴染んできて、ぴったりとしてくる。こうした変化も、レザーならではの楽しみだ

 続いての素材はレザーだ。横浜にある革製品のハンドクラフトを手がける工房ROBERU(ロベル)が手がけるレザーケースは、より無機質な素材感となったiPhoneに、暖かみと経年変化による新しい“顔”を与えてくれる。

 ROBERUはカバンや靴などの革製品を手がけている中で、カメラを革ですっぽりと覆うケースやストラップなど、日々持ち運ぶガジェット向けの製品を手がけてきた。そのものの使われ方や製品のデザインそのものを深く解釈して作られる製品の数々にはファンも多い。

 iPhone向けのケースは、iPhone 4/4s向けのモデルから手がけており、今回は第3世代目となる。ROBERUのiPhoneケースの特徴は、レザーとラバーの2つの素材を組み合わせている点だ。上部と下部はレザー。タンニン鞣しオイルレザーは、しっかりとした形としなやかな触り心地を楽しめる。

 そしてこの2つの部分をつなぐのが、iPhoneの幅に合わせた特注品のラバーバンドだ。革製品の経年変化を計算に入れ、より長く使ってもらえるようにしつつ、着脱のしやすさやデザインやカラーの変化の楽しみを加えている。

 ステッチはあえて外側に。ハンドクラフトだからこそ、縫い目の糸まで見せてしまう、そんなこだわりと自信にあふれる製品なのだ。

ホームボタン部分は丸くくりぬかれており、Touch IDの反応も良好だ。iPhoneそのものの機能を損なわず、しかしケースで変化をつけられる
ホームボタン部分は丸くくりぬかれており、Touch IDの反応も良好だ。iPhoneそのものの機能を損なわず、しかしケースで変化をつけられる

 レザーにはiPhoneの機能を損なわないよう、受話部分、ホームボタンとTouch ID、カメラとフラッシュ、スピーカー、Lightningコネクタ、マイク、イヤフォンマイクジャックへのアクセスができる。

 iPhoneの無機的なデザインを暖かみのある素材で覆っているが、iPhone 6/iPhone 6 Plusの側面という、非常に触り心地の良い部分は覆わなかった。横幅が変わらないという点で握りやすさはケースがないときと変わらないのだ。

 深い解釈から生まれるちょっとした「良さ」から、ROBERUらしさを身近に体験できる。

硬く軽い、超々ジュラルミン製の究極のバンパー SQUAIR THE DIMPLE

THE DIMPLE。名前の通り、ディンプル加工が施された超々ジュラルミン製バンパーだ。ボリュームボタンはシーソーボタンでかぶせられており、使いやすい。継ぎ目がない一体感は精度の高さを表している
THE DIMPLE。名前の通り、ディンプル加工が施された超々ジュラルミン製バンパーだ。ボリュームボタンはシーソーボタンでかぶせられており、使いやすい。継ぎ目がない一体感は精度の高さを表している

 日本製の超高級ケースブランドとしてスタートしたDAQのSQUAIRは、海外からも高い評価を得ている。

 航空宇宙技術向けの精度で削り出されたジュラルミンのケースやバンパーといった製品群は、世界でも日本でしか作れない、あるいは作れたとしてもこの価格までは落とせない、そんな日本の技術の底力を、iPhone向けアクセサリに発揮しているのだ。

 THE DIMPLEは名前の通り、表面にディンプル加工が施された超々ジュラルミン製バンパーだ。iPhone 6/iPhone 6 Plusのつるんとした手触りから一転して、しっかりとしたホールド感が得られる非常に細かいディンプル加工は、単色の金属にもかかわらず、光のあたり方によって異なる表情を見せる。

 プラスチック製のバンパーでも放棄して穴を開けるスイッチ類は、きちんとバンパーに内蔵されており、ボリュームボタンはシーソー型に変えられている。ただでさえ細かいミュートスイッチも、スイッチ部分を囲い込んで、バンパーから操作できるように工夫されているのだ。

シンプルな4つのパーツを、ネジなしで固定して装着する仕組み。始めに左右と上の辺を組み合わせてiPhoneに装着し、下の辺をiPhoneに充てて、左右の辺を外側から押し込むと装着完了だ
シンプルな4つのパーツを、ネジなしで固定して装着する仕組み。始めに左右と上の辺を組み合わせてiPhoneに装着し、下の辺をiPhoneに充てて、左右の辺を外側から押し込むと装着完了だ

 とにかく仕事が細かい。しかし着脱はダイナミックだ。金属製のバンパーの多くは、着脱にネジが必要となる。時計に使われるような細かいドライバで作業をすることも多く、バンパーの場合、SIMカードを差し替えようとすると、この作業が必要となる。しかも、その場面はたいてい、暗くて揺れる飛行機の中だ。

 このTHE DIMPLEにはネジが1本もない。ITOIGAWAラッチと呼ばれる、金属のしなりを使ってはめ込む特許技術により、特別な工具なしで着脱ができるのだ。装着すると、まるではじめからそういうデザインであったかのように一体化してしまう高い精度の金属製バンパー。もちろん値段は高い。しかしこの価格で作れてしまうこともまた、日本のクールな側面なのだ。

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