Amazonは米国時間12月18日、マンハッタンの一部の地域に居住する「Prime」会員向けに1時間で商品を配送するサービスを提供開始すると発表した。
「Prime Now」というこのサービスでは、ペーパータオル、シャンプー、書籍、玩具、電池といった一部の限られた商品を注文した顧客を対象に、自転車で1時間以内に商品を配達する。
この超高速配送サービスは、午前6時から深夜0時まで利用可能で、配送料は1回の注文につき7.99ドル。2時間で配送するオプションもあり、無料で提供される。
Amazonはこれまでの数カ月間で、商品配達時間を日単位から時間単位に短縮する取り組みを急ピッチで進めていることを示唆していた。
10月には、Eコマース大手の同社がマンハッタン34丁目に実店舗をオープンするという報道が流れた。これを「店舗」と呼ぶのは語弊があったかもしれない。Amazonはその物理的な敷地を、ショールーム兼限定商品の在庫を保管するフルフィルメントセンターとして機能するハイブリッド型施設として利用する計画が、後に明らかになったためだ。
続いてAmazonは12月初めに、次世代フルフィルメントセンターを支える技術を公開した。シャトルロボット「Kiva」やロボットアームを利用することによって、配達時間を短縮し、顧客に提示する商品価格を引き下げることもできたとAmazonは述べている。
マンハッタン34丁目の施設は、18日に提供開始されたPrime Nowにおいて中心的な役割を担っている。Amazonが述べていたように、Prime Now注文配送のハブとして機能する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力