パイオニアは12月9日、専用アプリを使って、iPhoneやiPad、外付けHDDなどに保存したハイレゾ音源をワイヤレス再生できるITエンタテインメントシステム「Stellanova(ステラノヴァ)」を発表した。12月下旬に発売する。
Stellanovaは、USB DACアンプ、ワイヤレスユニット、スピーカの3点から構成された「APS-S301JRBL」(パイオニアIT関連専用オンラインストア税別価格:6万9800円)として販売される。販売取扱いはエスティトレードが担当。同日開設されたパイオニアIT関連商品専用オンラインストア「Pioneer IT Store」でも販売される。
専用アプリ「Wireless Hi-Res Player ~Stellanova~」を使って、iPhone、iPad、外付けHDDなどに保存したハイレゾ音源をワイヤレス再生することが可能。MacやWindows PCに保存したハイレゾ音源も、接続アプリ「Pioneer Wireless Connect」と「Pioneer Stellanova Player」を使用することでワイヤレス再生を実現する。
対応ファイル形式は、WAV、AIFF、ALAC、AAC、MP3、FLAC、DSD(dsf/dff)。テキサスインスツルメンツ製のDAC「Burr-Brown PCM1795」を搭載し、ハイレゾ音源を忠実に再生できるとしている。スピーカ部は66mmのウーファと26mmのトゥイータを備えた2ウェイタイプ。40kHzまでの再生に対応する。
ワイヤレスユニットにはUSB端子を4系統備え、外付けHDDやUSBメモリなどと接続することも可能。USB DACアンプにはBluetoothも内蔵する。
USB DACアンプ、ワイヤレスユニットは高さ33mm×幅198mm×奥行き149(USB DACアンプは147)mmで、重量約440(USB DACアンプは570)g。5角形のボディで、それぞれ4つのカラーバリエーションをラインアップする。セット販売では、USB DACアンプ、ワイヤレスユニットのボディカラーを変えたシステムも用意するほか、USB DACとスピーカを組み合わせた「APS-S201JS」(同:4万6800円)、またワイヤレスユニット「APS-WF02JBK」(同2万3000円)、USB DACアンプ「APS-DA101JS」(同:2万9800円)など単品でも販売される。
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