Amazon.comは米国時間12月4日、「Prime」会員向けに「Amazon Elements」というサービスを発表した。サービスは「高品質な日用品」を提供すると約束しており、そのラインナップの最初の商品が、どの家庭にも必ず積み上げられているおむつとおしりふきとなる。
Amazon Elementsで他にどのような商品が提供されるのかについては明かされていない。このサービスで強調されているのは、商品とその原材料の提供元に関する情報の「透明性」が確保されていることだ。
AmazonのConsumables担当バイスプレジデントのSunny Jain氏は「顧客から2つの要望をよく聞く。高い基準を満たすプレミアムな製品が欲しいということと、十分な情報を得た上で意思決定したいということだ」「Amazon Elementsはその両方のニーズを満たす」と述べる。
これと同時「Amazon Local」の新しいサービス「Take Out & Delivery」が提供開始された。現時点ではシアトルのみで提供されているが、Amazonの最高技術責任者(CTO)を務めるWerner Vogels氏は3日遅くに、ツイートで同サービスを発表し、同サービスが同都市に限定されるのは「しばらくの間」だけだと述べた。
GrubHubのように、Amazonの新サービスでは、ユーザーが自分の地域のレストランを検索して、テイクアウトまたはデリバリーを注文することができる。Amazonによると、顧客はAmazonアカウントで支払いが可能で、すし屋からピザ屋までのあらゆるレストランが利用可能だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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