実名制グルメサービス「Retty」を運営するRettyは12月3日、11月に月間ユニークユーザー数が500万人を突破したことを発表した。同サービスは、2013年10月に100万人を、2014年4月に300万人を突破していた。
Rettyは、Facebookアカウントなどでログインすることで、実名の口コミが集まるスマートフォン向けグルメ情報サービス。口コミ投稿数は120万件を超え、外食好きな30~40代を中心に利用されているという。5月末には、同じ食へのこだわりを持つ人をフォローすることで、信頼できる相手のお勧め情報などから飲食店を探せるようにした。また9月にはネイティブアド事業にも参入している。
500万ユーザー達成について、Retty代表取締役社長の武田和也氏は、「グルメサイトとして口コミ掲載店舗数は23万店舗、ユーザー数は500万を突破し、1年で約5倍の成長を遂げることができた」と手応えを語る。好みに合った店舗を見つけやすくしたことや、Rettyのデータから厳選した「まとめ」コンテンツなどが人気を集め、利用者増へとつながったのだという。
2015年には海外にも進出する。まずは、アジアや北米の外食文化が普及している都市を中心に展開していく予定だ。「日本のグルメサービスで海外で成功しているものはなくチャレンジングな決断だが、我々のビジョンでもある『食を通じて世界中の人々をHappyにする』という想いを強く持って、一歩を踏み出したい」(武田氏)。
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