Twitterは新機能を計画しており、今後数カ月のうちにリリースする予定だという。同社が米国時間11月12日に述べた。今回の変更には、動画を共有すること、公開されている会話をプライベートにすること、そして、オフライン中に大事なツイートを見逃さないようにすることを容易にする方法が含まれる。
Twitterは約1年前にIPOを実施して以来、自社プラットフォームを新規ユーザーにとってはより魅力的に、そして、既存ユーザーにとってはより簡単にしようと取り組んできた。いずれも不可欠なものであり、それは、ユーザー数増加が鈍化し、投資家らが同社についてどれほど実際に成長できるかを問い始めているためだ。
「われわれが考えているのは、それが変更を組み合わせたものになり、また、これらの変更の蓄積効果が成長を促すだろうということだ」とTwitterの最高経営責任者(CEO)Dick Costolo氏は述べた。
今回の新機能は、サンフランシスコで開催された同社初の「Analyst Day」で発表されたが、詳細はほとんど明かされなかった。それでも、Twitterのプロダクト担当バイスプレジデントKevin Weil氏が新機能の概要を同社ブログへの投稿で説明した。
まず、Twitterは、動画の共有をより簡単にしたいと考えており、アップデートによって動画をネイティブに録画、編集、共有することを容易にしようとしている。「繰り返し再生される短い『Vine』動画とともに、ユーザーは、ネイティブの動画を通して自分の世界の出来事を共有することを楽しめるようになるとわれわれは考えている」とWeil氏は書いている。「2015年前半にこれを目にすることができるだろう」(Weil氏)
もう1つの新機能は、Twitterのプライベートなメッセージシステムに関する不満に応じるもので、同システムはFacebookやWhatsAppにある同様の機能に後れをとっている。関連する複数のアップデートの第一陣がまず来週リリースされる予定で、Twitterの「Direct Messages」システムを通してユーザーがツイートをプライベートに共有したり話し合ったりできる機能を提供するとWeil氏は述べた。
3つめの変更は、オフラインの間に見逃した内容を見つけにくいとの不満を持つユーザーの声に応えるものだ。Twitterは、ユーザーに関連するツイートをたとえオフライン時に投稿されたものでも表示する機能に取り組んでいる。Twitterは、これらのツイートをユーザーがフォローしている人物やTwitter使用時にクリックしたものに基づいて選別するという。
同様だがどちらかといえば新規Twitterユーザー向けとなるが、Weil氏によると、Twitterは新しいタイムラインに取り組んでおり、自分用に調整する時間を使いたくないユーザー向けとなる予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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