東芝は、神奈川県横須賀市にある植物工場「東芝クリーンルームファーム横須賀」の見学会を開催した。ここは約20年前までフロッピーディスク工場として稼働していた社屋を5月にリノベーションしたもの。9月から野菜の生産を開始し、現在レタス、ベビーリーフ、ホウレンソウ、ミズナなどを栽培する。
同社では昨今、食、水、空気などの生活環境を整備する健康増進分野に注力しており、植物工場はそうした新規ビジネスの1つ。ほぼ無菌状態を実現する閉鎖型の植物工場において、長期保存できる無農薬の野菜生産を事業化する。東芝が手がける植物工場の様子を写真で紹介する。