ソニーの100%子会社で、機器の設計などを手がけるソニーエンジニアリングが初披露した「Just ear」は、試聴待ちの人が常に列を作っていた人気展示の1つ。カスタムインイヤーモニタで、耳型を採取してその人の耳の形に合ったイヤホンを作るだけではなく、好みの音質チューニングまで施すというもの。
低域を担うダイナミック型ドライバと中高域を再生するバランスドアーマチュアドライバを1基ずつ内蔵し、そのバランスの取り方によって音質チューニングができる。参考出品で、2014年度中の発売開始を目指しているとのこと。制作には1カ月程度かかり、販売価格は20〜30万円程度になる見込みだ。