ヤマハは10月14日、バータイプのスピーカとサブウーファを組み合わせたテレビ用スピーカ「YAS-203」を発表した。独自の「AIR SURROUND XTREME」により、7.1chバーチャルサラウンドを再現する。発売は11月上旬。想定税別価格は3万5000円前後になる。
YAS-203は、5.5cmのコーン型フルレンジスピーカユニットを2個搭載したバータイプのセンターユニットと、16cmのコーン型ウーファを搭載したワイヤレス対応のサブウーファから構成されるフロントサラウンドシステムだ。
7.1chバーチャルサラウンド技術であるAIR SURROUND XTREMEにより、前方だけでなく左右や後方にもスピーカーを設置しているようなバーチャルサラウンド再生を実現。「Advanced Bass Extension Processing」と「A-YSTII方式」を採用したサブウーファにより、迫力ある重低音も再生する。
Bluetoothにも対応し、スマートフォンやタブレット内の音楽ファイルをワイヤレスで再生することが可能。専用アプリ「HOME THEATER CONTROLLER」を使用すれば、音量調整や入力切り替えなどのリモコン操作のほか、映画、音楽、スポーツ、ゲーム、テレビ番組といったサラウンドプログラム切り替えなどにも対応する。
テレビとは光ケーブル1本で接続が可能。セリフやナレーションを格段に聴き取りやすくする「クリアボイス」を備え、人の声のみを自動で音量アップできる。
センターユニット部は高さ79mm×幅886mm×奥行き121mmで、重量約2.8kg、サブウーファ部は高さ94mm×幅886mm×奥行き316mmで、重量約8.1kgになる。テレビのスタンドをまたいで置くことができる着脱式スタンドが付属する。ボディカラーはブラックとホワイトの2色。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス