パイオニアは10月9日、DSDなどハイレゾ音源に対応したネットワークプレーヤーとして、バランス出力に対応した「N-70A」と外付けHDD対応の「N-50A」を発表した。11月中旬に発売する。税別価格はN-70Aが14万2000円、N-50Aが8万9500円。
N-70Aは、フルバランス回路構成によりチャンネルセパレーションを向上させたバランス出力端子を備える、最上位モデル。N-50Aは、市販の外付けUSB HDDを接続できるUSB端子を備え、HDDにダウンロードしたハイレゾ音源の再生が可能だ。両機種ともに大型で見やすい、3.5インチのカラー液晶も搭載している。
いずれも、DSDやWAV/FLAC/AIFF、ALAC(Apple Lossless Audio Codec) などのハイレゾ音源に加え、MP3、WMA、AACなどの音声ファイルフォーマットの再生に対応した。PCの音楽ファイルを高音質で再生できる、アシンクロナス転送方式のUSB DAC機能も搭載。DLNA 1.5に準拠し、ネットワーク上のPCやNASに保存した音楽ファイルの再生も可能だ。
N-70Aには、384kHz/32bit対応のESS製8ch DACを左右のチャンネルそれぞれに搭載。8chパラレル駆動により、ノイズを大幅に低減した。N-50Aには、192kHz/32bit対応のESS製2ch DACを左右のチャンネルそれぞれに搭載している。
2機種とも、アナログ回路とデジタル回路それぞれ専用の電源トランスを搭載することで、デジタル回路からの電源ノイズによる影響を低減。さらにN-70Aは、トランスをシールドケースで覆うことでノイズを低減し、クリアで余裕のある電源供給を実現した。
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