じぶん銀行は10月9日、KDDI、沖縄セルラー電話と連携し、auユーザー向けの特典プログラム「プレミアムバンク for au」において、10月13日から円定期預金の金利優遇を開始することを発表した。
auを利用し、すでにじぶん銀行の口座を持っているユーザーが、口座開設の翌々月末以降に1年物の円定期預金を預け入れた場合、au限定金利年0.25%を上乗せし、年0.35%(税引後 年0.27%)で提供する。5000万円以上預け入れして0.3%を超える銀行もあるが、同社では預金下限なしで同等の金利を実現したとしている。ただし、上限額は500万円までとなる。
また、新規で口座開設をしたユーザーには、口座開設の翌々月末までに預け入れた3カ月物の円定期預金に、au限定金利年0.15%を上乗せし、年0.50%(税引後 年0.39%)で提供する。こちらは預入金額の下限や上限はないという。
じぶん銀行では、5月21日に開始した「プレミアムバンク for au」で、電子マネーカードサービス「au WALLET」のチャージ額の5%を増額するキャンペーンを実施。また、6月26日からはATM利用手数料や他行宛の振込手数料の無料化を発表した。手数料はこれまでキャッシュバック方式で実質無料としてきたが10月12日から自動で無料にする。
こうした取り組みの結果、5月21日~9月20日の新規口座申込み数は、前年同月と比べて約4倍に増加し、口座数は180万を超えたとしている。また、カードローン(じぶんローン)の融資残高も順調に増加し、10月3日時点で400億円を超えているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
開発経験ゼロからのローコード開発で
医療ニーズに応えた病院向けシステムを構築
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス