Facebookは10月8日、ブラウザ版の言語設定に「関西弁」を追加したことを発表した。このバージョンを選ぶと、たとえば「いいね!」が「ええやん!」、「コメントする」が「つっこむ」、「シェア」が「わけわけ」(関西弁で分け合うという意味)と表示されるようになる。期間限定の企画などではなく、正式に実装されるというから驚きだ。
実はFacebookではこれまでも、英語が逆さまになって表示される「English(Upside Down)」など、一部でユニークな言語表示を可能にしていた。こうした前例もあり、日本のチームから「関西弁バージョンを作ってみてはどうか」という話が持ち上がり、実装に至ったのだという。ただし、今回のような“方言”への対応はまだグローバルでも珍しいそうだ。
関西弁に切り替えるには、ニュースフィード右側カラムの下にある現在の言語をクリックし、表示された言語一覧から「日本語(関西)」を選ぶ。設定画面の「一般アカウント設定」から変更することも可能だ。適用すると「いいね!」などのアクションだけでなく、画面上部の「友だち、スポット等を検索」などの表記も関西弁に切り替わる。実際にどこが変わっているのか、自身の目で確かめて欲しい。
なお、Facebookは9月末に、メッセンジャー向けに提供していたスタンプを、タイムライン上のコメント欄でも使えるようにしたばかり。この機能も世界に先駆けて日本で実装されたものとなっている。
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