韓国のエレクトロニクス大手であるサムスンは現地時間10月7日、2014年第3四半期に営業利益がおよそ60%減少し、4四半期連続の減益となることが予測されると発表した。
サムスンは、第3四半期(9月30日締め)の営業利益が前年同期比59.7%減の4兆1000億ウォン(38億ドル)になることが予測されると述べた。また、同社は、同四半期の売上高が20%減の約47兆ウォンになることが予測されることも明らかにした。
今回の業績予測は、10月下旬の決算報告を前に発表されており、事業別決算の詳細は含まれていない。しかし、サムスンは2四半期連続で「関連資料」を公開し、同社の現状に関する懸念事項を伝えている。
サムスンにおいて通常は営業利益の3分の2を占めるスマートフォン出荷がかろうじて増加しているが、マーケティングコストの上昇と同社ハイエンド端末の販売価格の低下により、利幅が打撃を受けていると同社は述べた。
アナリストの予想は、第3四半期がサムスンにとって厳しいものになり、過去約5年において最大の下落を記録する可能性があるとの見方でおおむね一致している。アナリスト予想によるサムスンの営業利益は42%減の5兆9000億ウォン(55億2000万ドル)で、売上高は14%減の50兆9000億ウォン(476億ドル)になるとThomson Reutersは述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力