セキュリティ大手Symantecの暫定最高経営責任者(CEO)を務めてきたMichael Brown氏にゴーサインが出た。Brown氏は正式にCEOとなった。
Brown氏は、2005年7月にVERITAS SoftwareがSymantecと合併した際、Symantecの取締役会に加わった。同氏はかつてQuantumでCEOを務めたこともある。
Brown氏は2014年3月、前CEOのSteve Bennett氏が急にその任を解かれる中、暫定CEOに就任した。
この時、Symantecの会長Daniel Schulman氏は声明で、Bennett氏を外す判断は「継続的な熟慮の結果であり、何か問題や不正があって急に決まったものではない」と説明した。
Symantecはその後、新しいCEOとなるべき人材を探すと発表した。取締役会は、幹部人材スカウト会社Russell Reynoldsとともに100人以上の候補者を検討し、その3分の1について本格的に審査した。
常勤になったということからすると、取締役会はBrown氏のこれまでの実績に満足しているに違いない。
Symantecの2015会計年度は好調なスタートを切った。8月には、予想を上回る第1四半期決算(2014年7月4日締め)を発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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