STORYS.JPを提供するレジュプレスは9月19日、EC店舗が商品をビットコインで販売し、日本円を受け取ることができるサービス「coincheck for EC」を公開した。基本手数料は無料で、決済手数料が1%。2015年夏までに500社への導入を目指す。
このサービスにより店舗は、ビットコイン決済を最短10分で導入できる。導入を希望する場合は、まず店舗名や店舗URLなどを登録し、ビジネスアカウントを作成。その後、(1)API連携、(2)EC-CUBEモジュール、(3)Javascriptコード張りつけの3つから導入方法を選ぶ。
商品販売後に売上が自動的に日本円に換金されるため、店舗がビットコインを保有することにはならない。日本円は指定した振込銀行口座に振込まれる。なお、1日1万円を超える入出金は本人確認が必要となる。
すでに、メンズコスメブランド「BULK HOMME」への導入が決定しているほか、その他の店舗やクレジットカード決済代行企業、ECカート事業者の数十社とも契約が決まっているという。
なお同社では8月から、ビットコインを最短1時間で購入できるサービス「coincheck」も展開している。
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