ソフトバンクモバイルは9月17日、米国スプリントとのシナジー第2弾として、日本国内と同等の料金で音声通話とデータ通信が利用できる「アメリカ放題」を9月19日より開始すると発表した。
ネットワークは3Gのみの対応からスタートする。LTEは年内に対応予定だが、早ければ11月、12月の初めにも対応できるかもしれないという。
アメリカ放題は、スプリントのネットワークなら米国本土やハワイ、プエルトリコ、バージン諸島(アメリカ領)で追加料金なしで、通話やインターネットが利用できるサービスだ。米国内への通話やメール、米国内から日本国内への通話やメールを追加料金なしで利用できるのが特長。テザリングも可能だ。
設定も簡単で、iPhoneの設定にある「データローミング」をオフにしたままで利用できるという。「スプリントのネットワークは日本と同じ環境で使える。環境としては、日本にいるときのままでいい」(ソフトバンクモバイル代表取締役副社長の宮内謙氏)
対象となるのは、iPhone 6/iPhone 6 Plusの契約者。月額980円(要申し込み)としているが、サービス開始記念キャンペーンで当面は無料。「いつ有料にするかはまだ考えていない」(宮内氏)という。なお、スマ放題の「データ定額パック」5Gバイト以上の加入者には、今後も継続して無料(申し込み不要)でアメリカ放題を提供する。
米国本土やハワイで利用する場合の通常料金は、140円/分(日本宛)かかる。海外パケットし放題は1980円/日(990Kバイト~25Mバイトまで)で、上限は2980円となっている。
ソフトバンクモバイルは、7日間ハワイ旅行をした場合、音声通話を5分/日すると4900円。パケット通信は1万3860円で、約1万9000円がアメリカ放題で0円になるとアピールした。
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