マランツ、Hi-Fiアンプの思想を詰め込んだ初のヘッドホンアンプ

加納恵 (編集部)2014年09月03日 15時17分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 「HD-DAC1」

 ディーアンドエムホールディングスは9月3日、マランツブランド初となるUSB DAC内蔵のヘッドホンアンプ「HD-DAC1」を発表した。発売は10月上旬。税別価格は10万8000円になる。

 HD-DAC1は、USB DAC機能と新開発のヘッドホンアンプを内蔵。PCからのDSD信号(2.8/5.6MHz)の入力に対応し、PCMについては最大192kHz/24bitまでの入力が可能だ。PCとクロックを同期せず本体のクロック回路にて制御する「アシンクロナスモード」にも対応し、ジッタフリー伝送ができる。

 同軸デジタルを1系統、光デジタル入力を2系統装備し、同軸/光デジタル入力とUSB-A入力からの信号は、D/A変換の前にジッタを低減。CDプレーヤーやネットワークメディアプレーヤーなどのデジタル機器を接続し、D/Aコンバータ、アナログ出力回路を通した再生も可能だ。

 D/Aコンバータにはシーラスロジック製の「CS4398」を採用。クロック回路には超低位相雑音クリスタルを搭載し、さらに44.1kHz系、48kHz系それぞれに専用のクリスタルを搭載した「デュアル・クリスタルクロック」を装備。ジッタを抑制し、クリアな定位と見通しのよい空間表現を実現したとしている。

 PCやデジタル回路から生じる高周波ノイズは、高速デジタルアイソレータを8素子、16回路使用した「デジタル・アイソレーション・システム」により徹底的に排除。高周波ノイズによる音質劣化を防止する。

 ヘッドホンアンプには、電流帰還型回路を搭載し、ヘッドホンをドライブする出力段には新規開発のフルディスクリート構成の無帰還型バッファアンプを実装することで、サウンドステージの広さや奥行きを再現する。

 ゲイン切り換えは、High(22dB)、Mid(16dB)、Low(11dB)の3段階を備え、ヘッドホンのインピーダンス、能率に合わせて最適な音量に設定できるとしている。

 サイズは高さ90mm×幅250mm×奥行き270mmで、重量約5.0kg。USB端子は2系統備え、フロント側にはiPhoneやiPodを接続でき、充電にも対応可能だ。

  • 内部構造

  • パーツ類

  • 背面端子

デジタル製品

AVの記事一覧はこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加