アディダス「miCoach FIT SMART」を使ってみたら、買い物が汗ばむワークアウトになった - (page 3)

使いこなせるまでには時間がかかりそうだが、効果的な運動が見込める

 活動量計ではないし、自分はランナーでもないということで、当初は活用できるか不安だった。しかし、手首で計れる心拍センサは非常に便利であり、運動強度が把握できていない自分のようなタイプにも効果的なデバイスであるとわかった。手首の心拍計は、活動量を意識する人にとって必須アイテムになりそうである。

 センターボタンを押せば時間も分かるので、腕時計代わりにとしても使える。普段から装着しておき、ちょっと距離が歩けるタイミングで使用すれば、その間を立派なワークアウトにできる。駅から家まで15分という方なら、ブルーゾーンの維持だけでも相当の運動量アップが見込めそうだ。

 実は面白いと思ったのが「シューズ」という項目だ。スポーツシューズはある程度の運動量でその効果が落ちるという。自分の靴を登録しておくことで、運動量から状態を推測し、買い換え時期を提案してくれるらしい。アディダス以外のシューズも登録できるので活用してみるといいだろう(通勤用の革靴が正しく推測されるかどうかは分からないが)。

 ただ、使いこなせるようになるには少々忍耐力が必要かもしれない。miCoach FIT SMARTはセンターボタンとサイドボタンの3つで操作するのだが、このボタン操作に慣れるまでに時間がかかってしまった。

 また、ウォーキングや軽めのエクササイズから始めたいと思ったとき、アプリ側のメニューでどこから手を着けていいのかがわからなかった。生活習慣の改善から少し先に進んでみたいと考えるビギナー向けに、運動習慣やエクササイズ機器の有無、とりあえずしたいことなどを回答させ、あったプランを提案する機能があってもよさそうだ。レベル別のウィザード機能などが付くともっと使いやすくなるに違いない。

  • センターボタンとサイドボタンで表示を切り替える

  • アプリ側で作成したワークアウトは、同期することでデバイス側でも選択できる

  • 常用すれば移動時間を短時間ワークアウトに。コーチングなしのフリーもOK

  • 付属の充電器

  • 充電スタイル

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