モバイル決済のSquare、2億ドルの調達を準備か--評価額は60億ドル

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2014年08月28日 11時58分

 Squareが最新の資金調達ラウンドで、60億ドルの評価額に対して2億ドルの調達を目指しているという。CNBCが米国時間8月26日、Squareの計画に詳しい情報筋の話として報じた。この報道によると、シンガポール政府投資公社がこの調達ラウンドの主幹事を務める可能性があるという。シンガポール政府投資公社は、実質的に同国のベンチャーキャピタル業務を担当する機関だ。


提供:Square

 Squareは、カードスワイプ式のモバイル用デバイスを介して年間数十億ドル規模の決済処理を手がけており、ユーザーは同デバイスを使用することで、スマートフォンやタブレットを通じたクレジットカード決済が可能になっている。Squareは、急速な成長を遂げてきており、そして同時に同社の評価額も上昇している。2014年に入り、Squareは一部の従業員や他の事業者に対し、資金調達において株式の売却を認めた。このとき、同社は評価額を50億ドルとした。

 Squareにとって課題となってきたのが、競争力と利益率だ。PayPalやAmazonといった大手を含め、さまざまな企業がモバイル決済分野でSquareと争っており、このため、Squareが顧客にアピールすることはより困難になっている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。

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