エンタープライズレベルの企業のほとんどが当然のように分析ツールを保有するが、予算が限られた小規模企業は、優れた洞察を与える高レベルの機能を保有することはまず不可能である。
少なくともSquareはそう考えている。
決済サービスを提供する同社が、競争の場を公平性をもたらすべく「Square Analytics」をリリースすると述べたのはそのような理由からである。Square Analyticsはレポートおよび分析ツールで構成され、最もよく売れている製品、最も収益性の高い時間帯、最も売り上げの高い販売員といった、ビジネスパフォーマンスの指標をリアルタイムに示す。
各種のツールは、Squareの「Register」製品と連動する。同社はRegisterに、決済処理の範囲を超える新しいサービスを追加してきた。Registerは現在、「Pickup」「Invoices」「Appointments」などのサービスで構成されている。これらのサービスを組み合わせることで、販売業者は顧客や経営状態の全体像をより正確に把握することができる。
また、分析ダッシュボードをじっと眺めるようなことは絶対にしたくないと考える経営者のために、Square Analyticsでは概要データをユーザーの電子メールアドレスに送信することもできる。この場合、データは後で簡単に参照できるように、スプレッドシートに変換される。また、「QuickBooks」や「Xero」といった会計サービスとも統合可能で、ユーザーは事業の財務状況を管理するのと同じ場所で売上データを参照することができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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