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情報漏えいの危険度を手軽に把握できる「危険アプリチェッカー」

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アプリ名:危険アプリチェッカー(ver.1.2)
金額:無料(8月12日時点)
カテゴリ:ツール
開発:9256
使用端末:Nexus 5
おすすめ度:★★★☆☆

 「危険アプリチェッカー」は、インストール済アプリに許可されている権限をチェックできるアプリだ。個人情報の漏えいなどにつながりかねない権限を点数化して表示してくれるので、それぞれのアプリの危険度を手軽に把握することができる。

 アプリを起動し、表示される5つのメニューの中から「アプリチェック」をタップすると、インストールされているアプリがチェックされ、それぞれの「アクセス権限数」と「危険度」が表示される。これらの情報をもとに、危険であると判断したアプリがあれば、手動で削除するというのが本アプリの使い方になる。

 個々のアクセス権限は、その危険度に応じてスコア(0~3点)が設定されている。例えば「電話の発信」や「SMSの送受信」「システム全般設定の変更」は危険度3、「写真や動画の撮影」は危険度2、「端末のスリープ無効化」は危険度1といった具合だ。これらの合計スコアを表示することにより、そのアプリがどれだけ危険か表示してくれるという仕組みだ。

  • 90年代のホームページを思わせるホーム画面。派手なアイコンが5つ並んでいるが、機能と呼べるのは「アプリチェック」だけ

  • 「アプリチェック」をタップすると、インストール済アプリに許可されている権限の数と、それらを独自の指標で換算した危険度が表示される

  • 個々のアプリをタップすると、具体的にどのような権限が危険と判断されたのかを見ることができる

  • 危険と判断すればメニューからアンインストールが行える。アプリの新旧バージョンの権限を比較する機能もあるが、具体的なバージョンの値が表示されず使いづらい

  • 必要に応じて危険度の低いアプリを非表示にする設定も可能なほか、プリインストールアプリを除外したり、ソート順を危険度ごとに並び替えることもできる

 本アプリのメリットは、危険度を数値化して表示することで、Androidの権限設定に関する知識に乏しくても、情報漏洩などの危険性が手軽に把握できることだ。その一方、たとえアプリの動作に必要な権限であっても、情報漏洩につながる機能は危険度の点数に加算されるため、危険度の数値だけで判断すると、本来必要なアプリまでアンインストールしてしまいかねない。そうした意味ではメリットである一方、使い方を誤るとデメリットにもなりうる危険もある。

 これらスコア制の注意事項は、ホーム画面からアクセスできる「アクセス許可・権限とは」というカテゴリで詳細に説明されているのだが、読み物と見紛うばかりのボリュームで、初心者にはかえってつらい内容だ。また画面によってはバックボタンが機能しなかったり、ボタンなのかデザインなのか判別しにくい箇所があったりと、操作性にもかなりのクセがある。コンセプトは意欲的なだけに、スコア制以外の部分でわかりやすさの向上を期待したいところだ。

  • ホーム画面の「アクセス許可権限一覧」をタップするとすべての権限の詳細および危険度が表示される

  • こちらも検索条件の絞り込みが可能

  • ホーム画面の「アクセス許可・権限とは」をタップすると詳細な解説が表示される

>>「危険アプリチェッカー」のダウンロードはこちらから

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