楽天銀行、Facebookによる送金サービスを開始

井指啓吾 (編集部)2014年08月06日 07時00分

 楽天銀行は、Facebookを利用した送金サービス「Facebookで送金」を開始した。「楽天銀行アプリ」から同行の口座にログイン後、アプリ内のFacebookの友達リストから送金したい相手を選択し、金額を入力することで送金ができる。

  • 「Facebookで送金」イメージ

 受取人の口座情報がなくてもアプリから送金手続きが可能で、送金時には送金人と受取人のみが閲覧できる投稿(タイムライン/ニュースフィード)により通知がなされる。送金時には最大50字のメッセージを添えられる。なお、送金可能な通貨は円貨のみ。

 楽天銀行に口座がない人への送金も可能。受取人がFacebook上に届いた送金通知に記載されているURLにアクセスし、受取口座を指定することで入金手続きが完了する。

 Facebookアカウントを連携済みの楽天銀行口座がある場合、送金手数料が無料になる。同行口座宛で受取人がFacebookアカウントを未連携の場合、または他行口座宛の場合には、送金手数料が1件165円となる。

 楽天銀行では類似サービスとして2002年11月から、振込先の金融機関や支店番号、口座番号がわからなくてもメールアドレスと名前で送金できる「メルマネ」を提供している。今回のサービスは、スマートフォンとSNSが普及していることから開始に至ったという。

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