韓国のエレクトロニクス大手のサムスンは米国時間7月30日、同社第2四半期の営業利益が25%減少したことを明らかにした。スマートフォン市場での競争が激しくなるなか、同社は3四半期連続で利益が減少したことになる。
また、サムスンは、2014年の後半について、モバイル市場の競争がより低いデバイス価格へと向かっており、業績に打撃を与えていることから、「依然として課題」であると警告した。
サムスンのモバイル事業は、通常なら同社売上高の3分の2を占めるが、第2四半期の場合、営業利益が4兆4200億ウォン(約43億1000万ドル)で前年同期比30%減、そして、前期比31%減となっている。売上高は20%減の28兆4500億ウォン(約276億5000万ドル)となった。
サムスン全体での営業利益は7兆1900億ウォン(約69億9000万ドル)で、前年同期の9兆5300億ウォンから減少している。売上高は8.9%減の52兆3500億ウォン(約510億ドル)となった。
第2四半期は、サムスンの最新フラッグシップスマートフォン「GALAXY S5」が発売されて最初の四半期であった。GALAXY S5は、2月後半に発表され、米国などで4月(日本では5月)に発売されている。サムスンは、GALAXY S5が前機種であるGALAXY S4より多く売れるだろうと明言していた。同社は5月、発売後最初の1カ月でGALAXY S5を1100万台販売し、GALAXY S4より100万台上回ったことを明らかにしていた。しかし、その後、GALAXY S5の販売が期待より弱いことが懸念され、サムスンは出荷台数を公表することを控えていた。
サムスンはこの数カ月において、中国の端末メーカーから圧力を受け続けている。第2四半期の世界スマートフォン市場において、サムスンのシェアは7%減少して25%となったとIDCは述べている。この市場シェアの減少は、サムスンにとって2回続けてのもので、第1四半期は2009年以来初の減少となっている。また、サムスンの第2四半期における出荷台数は、Apple、そして、中国企業のHuawei(ファーウェイ)やLenovoなど上位5社の出荷台数が増加しているなか、前年同期比で約4%減少しているとIDCは述べている。
サムスンは7月上旬、同社第2四半期の営業利益が前年同期比で約25%減少して7兆2000億ウォン(約71億2000万ドル)となる可能性があることを警告していた。また、同社は、売上高が52兆ウォンとなり9.4%低下することも述べていた。両方の数値は、アナリストによる4~6月期に対する予測値よりも低かった。今回の結果は、サムスンにとって約2年間で最低となり、3四半期連続の利益減少となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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