中国、北京発--小米科技(Xiaomi)の最新スマートフォン「Mi 4」のデザインに、多くの人が既視感を覚えることになりそうだ。同社はどうやら、Appleの戦術を再び拝借したようだ。Mi 4の外見は「iPhone」に非常によく似ており、さらにはiPhoneと同様にホワイト版も登場する。そしてまた、Xiaomiのこうした動きは今回が初めてではない。以前に発表されたタブレット「Mi Pad」は、「iPad mini」に似たデザインで、「iPhone 5c」のようにカラフルなプラスチックの背面ケースを備えていた。
とはいえ、Mi 4のハードウェアは印象的だ。プロセッサは2.5GHzクアッドコアの「Qualcomm Snapdragon 801」、RAMは3Gバイトで、内蔵ストレージは16Gバイトまたは64Gバイトを選べる。同スマートフォンはまた、4G通信に対応している。
Mi 4のディスプレイは、うわさされていた5.5インチのQHD(2560×1440ピクセル)ではなく、5インチのフルHD(1920×1080ピクセル)を搭載する。Xiaomiが同スマートフォンで大いに誇る長所の1つは、3080mAhの大容量バッテリで、0%から60%まで1時間で急速充電できる。
Mi 4は、「Android 4.4」(開発コード名「KitKat」)で稼働し、インターフェース部分でXiaomi独自のスキン「MIUI」を実行する。Xiaomiはまた、MIUIのバージョン6が現地時間8月16日にリリースされると発表した。
Mi 4は、最初に中国本土で発売される可能性が高く、ほどなく香港と台湾でも販売されることになりそうだ。同スマートフォンはまた、シンガポール、マレーシア、インドといった国際市場でも売り出されるはずだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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